【読書】最高の体調「鈴木祐」~福岡 パーソナルトレーニング 大野城~
書籍:最高の体調
著者:鈴木祐先生
10万本を超える科学論文読破
600名を超える海外の専門医や科学者のインタビュー実績
〇現代病の罠?!
現代社会では、健康に対しての重要度が高くなってきています、その中で肥満に対しての改善の取り組みや肥満改善に対しての情報発信が多くなっています。
2000年代に入って肥満の人口が35%以上に対し、1950年代時は、人口の10%も満たなかったそうです。1800年代に関しては、肥満の概念すらなかったようです。
それだけ、肥満が体調にとって、良くないか?イメージが湧くと想います。
現代社会は、様々な分野で発展し、便利になっているはずが、このような体調不良の方が増えています。医療が発達しお薬が増えているのに、不健康な人が増えている。通信やデジタル社会が進んでいるのに、勤務時間が増えている。なぜなのか?という内容でした。
〇炎症と不安が、体調不良や病気の原因??
不安などのストレスにより、体内に炎症が起き、それが老化や体調不良、疲れなどの原因に繋がっている。仕事でのストレス・悩み、人間関係でのストレス・悩み、誤った食事や偏った食事でのストレス、質も量も低い睡眠でのストレスなど、炎症が起きる原因は様々です。
その炎症を改善するいくつかの方法で、1つは発酵食品や食物繊維をしっかり摂取することです。食物繊維は1日30g前後、発酵食品は40~50g程度。
心疾患や糖尿病、長寿などの改善が見られるそうです。
逆に止めた方がいいものは、「トランス脂肪酸」です。それと、ポテトチップスなどのお菓子や加工食品です。それらが増えると、腸内細菌が死滅していきます。
〇環境を整える
人生を豊かにするために、様々なものを改善させようと、努力されていると想いますが、まずは、環境を変える・環境を整えることが、とても重要です。
グーグルが行った実験で、ドリンクが飲めるスペースから1M前後にお菓子を設置した場合と、ドリンクスペースから5M前後の位置にお菓子を設置した場合、予想通りですが1M前後にお菓子を設置した場合の方が、お菓子の摂取量が増えています。その差69%もの確率だったそうです。
他にも様々な実験結果を参照していますが、ポイントは、何でこのような実験をグーグルがしているのか?で、社員の健康を重要視していることもありますが、環境を大切にしているそうです。
環境が集中力を向上したり、仕事の生産性を向上させたり、健康増進を促したり、社員同士のコミュニケーションを向上させると考えられています。
その中で本書は、「自然」と「友人」を大切にすると、健康に良いと書かれています。
福岡 パーソナルトレーニング 隠れ家スタジオPECC 上野弘美