【読書】科学的に正しい英語勉強法「DaiGo」~福岡 パーソナルトレーニング 大野城~
書籍:科学的に正しい英語勉強
著者:メンタリスト DaiGo
〇日本人は、英語に対して自信がない
・自分の英語が正しいのか?という不安が先攻している。
他の外国人は、対して上手くないのに英語や日本語を適当に自信を持って話している。
日本人の良く言えば「真面目さ」悪く言うと「失敗に対しての恐怖心」が邪魔をしている。
〇英語を切羽詰まった状況で学んでいない
・できればいいなぁ~程度、例えば、英語ができると年収が100万円あがる。
〇ヶ月後には、1人で海外単身赴任移動がある、など。
そんな状況がないと、覚える気にならない。日本語(母国語)だけできれば良いと安心しきっているのは、日本人だけ。海外では、英語圏内ではない国でも、教材が英語だったりする、なので英語が話せなければ、自国の勉強さえもできない状況もある。
〇ヶ月後の、海外旅行の予約を、今すぐしてみよう!
〇辛い勉強法
・英語や新しい知識を、しっかり記憶に定着させたいのなら、「辛い」勉強をしなければならない。「楽しい」「簡単」「楽」な勉強法は、「できた気」になっているだけで身に付かない。
敏腕教師は注意!「できた気」にさせているだけかもしれない。
ここで言う、「辛い」とは、新しい知識をインプットした後に、アウトプットする際に、「子の前覚えた、あの単語何だったかなぁ・・・?」「この前覚えたばかりなのに、何で思い出せないんだ・・・」など、記憶をよみがえらされるための作業を行うことです。
思い出せなかったら簡単に辞書を引いたり、携帯で検索したり、本やノートを読み返すのではなく、自力で思い出す時間をとることです。
なので、私も、この本を30分で読み、自分の記憶のみで、この文章を書いております。
〇インプットよりアウトプット
・日本人は真面目で勉強好きではあるが、アウトプットの量が少なすぎるか、アウトプットをすることの意識が低すぎる。
学生時代の友人にあまり勉強をしている様子もないのに、何故かテストの点数が高い人はいませんでしたか?インプットの時間より、アウトプットの時間に、自分の持っている時間を費やす。
たとえば、単語を覚えるために、何回も何回も読んだり書いたりすることに時間を使うのではなく、サラッと本を読んで、それを思い出す時間に費やす「想起学習」を行う。
学んだ事を思い出す時間をとっていくと、記憶の定着に繋がる。
記憶とは・・・覚えることではなく、思い出す力のことである。
〇そもそも基礎の知識量が足りていない
・学生時代に触れる英語の単語の数を、海外と比べると、日本は1/4~1/5だった。
アウトプットの重要性が多いが、元々のインプットの量も足りていないようだ。
でも、それはアウトプットをしていないせいで、記憶の定着に繋がらず、インプットの量が追い付いていないとも思えた。
あとは、英語のできる先生が教師になっていないことも問題視の1つに取り上げられていたが、今更それを言ってもおそいので、自分で習得できる方法を身につけましょう。
〇英語の勉強を開始する誤解・・・若いうちに英語は勉強するべきは嘘!?
・「年をとっているから・・・」「もう今更英語なんて・・・」そんな悲観的なことを想う必要はないです。母国語の言葉をしっかり知らないうちから他国語を勉強するより、母国語の表現が豊かになってから勉強する方が定着は早いようです。
それに、歳をとってから他国語を勉強するメリットは、ボケの防止や寿命が延びることにも繋がるようです。母国語のみの年配の方と、他国語を勉強した方の寿命を調べると、20年後の生存率が、他国語を勉強していた方のほうが、母国語のみの方に対して、2倍も生存率が高かったようです。
子どもやお孫さんと一緒に英語の勉強を開始するのも、いいのではないでしょうか?
〇英語はコツコツ勉強が習得に繋がりやすい!という嘘!笑
・英語や他国語の勉強に関しては、「短期集中型」のほうが、効率がいいようです。
- 毎日コツコツと勉強したグループと ②30日間だけ短期で勉強したグループと ③海外留学したグループと、3つのグループで英語の習得率を比較したそうです。
英語の表現に関しては留学をしたグループが1番だったそうですが、他の面に関しては②の短期で学習したグループの方が、習得率が高かったようです。
なので、例えば1つきに30時間勉強できる時間があるとするなら、毎日1時間ずつ勉強するより、1回6時間の勉強を5回に分けて行う方が効率が良いようです。
皆さんが、週に、もしくは月に、何時間勉強時間が取れるのか計算をして、できるだけ1日にまとめるように工夫をしてみてください。
〇20秒ルール
・何かを「習慣化」するうえで、この「20秒ルール」は、色んな場面で活用できる。
習慣化したいものに対しては、その取り組みの準備にかかる時間を、今の時間から20秒削減するように工夫をしましょう。逆に、今やっている習慣の中で、止めたい習慣・嫌な習慣に対しては、今の取り組む時間より20秒以上時間がかかるようにしましょう。
たとえば私は、「読書」を習慣にしたいので、布団の隣に、読みたいページがすぐに開ける状態で本を置いています。さらに、散歩をしながら読書をしているので、玄関に、別の読むページを開いた状態の本を置いています。
このように取り掛かる時間を短くして、簡単にすぐに取りかかれるようにすることで、習慣化しやすいです。
〇90分の講義より、15分の講義の方が効率いい??
・「分散学習」を推奨しておりました。
たとえば、15分英語の勉強をして、15分別の勉強をする。そして、15分英語の勉強をする、また15分別の勉強をする。の繰り返し。
色んな角度で脳に刺激がいくことで、脳を全体的に活用し、記憶の定着に繋がるようです。
〇英語の単語や文法より、大事な〇〇!!
・英語の単語や文法を正しく覚え、正しく発音することは大事です。
でも、それ以上に大事なことがあります、それは「愛嬌」「コミュニケーション」「ボディランゲージ」です。ようは、英会話も人と人のコミュニケーションなので、日本人であろうが外国人であろうが、愛嬌よくコミュニケーションをとる人の方が、誰からも親しまれるのです。この本では、イタリアの男性を参考にしろとありました、片言の英語や日本語でも、女性を口説く積極性とコミュニケーション力は素晴らしいです。
言葉はわかってなくても、表情や身振り手振りで愛想良く接していると、自然に相手からも話をしてくれます。DaiGoさんは、海外に行く時にキットカットを持って行くそうです。
バスに乗った時に、空いている隣の席に座り話しかけるようにしているそうです、その際に日本のお土産のキットカットを渡しコミュニケーションを図るそうです。
他に、特殊なバックを持ち合わせて、相手からも話しかけられやすい状況を作る、そんな工夫をしているようです。
〇英語で成功を収めることは、実は失敗である??!
・日本人のよくないメンタル、「失敗したくない」
上記のように、英語の単語も文法もわからず、コミュニケーションを取りに行く日本人が少ない。とにかく英語のことで、失敗する数が多い方が、学習効率が高い。
失敗したこと、恥をかいた事が記憶の定着に繋がる「辛い学習法」になります。
ある研究で、ナンパで1番失敗(断られる)した数を競い合う実験をしたそうです。
結果、ナンパで1番失敗した人は、実は、1番ナンパを成功させた人でもあったそうです。
たくさん失敗した方が、成功の早道ってことですね!
私も読書習慣を、読書したことを少しでも身につける定着させるために、このように文章に残して、しかも、世の中に公開することで、学習効率を高めています。
今回も、本書の内容を正確に伝えられているかはわかりませんし、貴重な時間を使って、読んでいただいた方の身になっているかは、わかりませんが、何度も失敗しながらでも、続けていきたいと想っています。
また、気が向いたら、このブログに戻ってきてください!(^^)
福岡 パーソナルトレーニング 隠れ家スタジオPECC 上野弘美