夏は汗をかくので代謝があがり体重が落ちやすい！は、嘘です！～福岡 パーソナルトレーニング 大野城～
「これから夏になるので、痩せやすくなるんですよね？」
期待を膨らませながら、笑顔で僕に質問をしてくれた。
「何で、夏だと痩せやすくなると想うのですか？」
「えっ？？だって、気温が上がって、汗かくし、代謝がよくなるから痩せると想いました」
そう、答えてくれた。
「答えていただき、ありがとうございます。
実は、夏は、痩せにくい時期になります。
たとえば、汗をたくさんかいて痩せていたとしても
それは、体内の水分がたくさん出て、一時的に体重が減っただけの可能性が高いです。
今答えていただいたように、気温が上昇しますよね？
すると、身体の反応はどうなると想いますか？」
「そうなんですね、水で体重が減っているだけか・・・
気温が上がると、どうなるか？？
ん～・・・もしかして？？」
そう驚いた表情で、僕を見てきた、何かに気付いた様子だ。
「おそらく、今何となくわかったと想うのですが
気温が上がる時に、身体が一緒に体温をあげると想いますか？
気温が、あまりにも上がり過ぎて
熱中症などで、倒れる人もたくさんいます。
その中で、体温までもが上がると
相当な身体の負担がいきますよね？
そうです、なので反対です。
気温が上がると、身体は体温を下げようと反応します。
なので、体脂肪は落としにくい季節になります」
「そうだったんですね、いつも夏になると
何もしなくて、体重が１～２kg落ちて
冬になると、また元に戻っていたのですが
それは、単に水分で減っていただけかもしれないのですね・・・」
そう、落ち込みながら話しをしてくれた。
「そうですね、その可能性が高いかもしれませんね。
もし、そうだとしたら、身体に相当な負担がかかっています。
体温調整するために水分が必要なのに
体重が１～２kg落ちるほど、水分が足りていなかった、ということです。
体重の変化だけでなく、内科的な問題が起きても
しょうがない状況だったと想いますよ」
「たしかに、相当疲れがたまっていました。
やっぱり体調も良くなかったです・・・」
「そうなりますよね。
そんな時に、食べないダイエットや
炭水化物制限ダイエットなどしたら、どうなると想いますか？
体温調整だけでも、相当なエネルギーを使っているのに
エネルギーを作りだす、糖質が制限されてしまいます。
エネルギーの吸収がないのに、消費ばかりしている。
車であれば、ガス欠になり動かなくなります。
人間も簡単に、そうなれば、わかりやすいのですが
人間の場合、すごい機能が搭載されているので
ガス欠になってから
他のエネルギーを使って、新しいガソリンを
身体の中から作りだすのです。
それが相当な負担になり
内面はボロボロになってしまいます。
その際に、多く使われるものが
筋肉だったり、皮膚などの抹消部分からなのです。
体重が落ちても、それは
ほとんど全て、筋肉が減ったと言っても過言ではないです。
そんな状態の身体であれば、体調不良にもなります。
夏場は、かなりのエネルギーを使いますので
しっかりとした食事をしてくださいね！」
「なるほど、わかりました！（笑）」
「体重を落としたい」
そう言って、スタジオに来店される方は多いです。
でも、体重を落とす時にリスク管理が
私の仕事であり
その事を、しっかり理解していただくことが、必要になります。
自分の命を削ってまで体重を落とす
それは、隠れ家スタジオPECCの価値観ではないので
それでも、体重を落とすことを優先される場合は
それをメインにされているスタジオに頼まれてください！
隠れ家スタジオPECCは
健康になりながら、引き締まった身体作りをしています。
そちらに興味のある方のみ、ご連絡くださいませ。
